図書館で題名が目にとまり、手にとってパラパラとめくってみたら、中はモノクロ・・・気になって借りてきました
弱虫で泣き虫のはせがわくんが僕はきらいなんだけど、気になって仕方がない
実ははせがわくんは赤ちゃんの時、ヒ素入りのミルクを飲んでから、体が弱くなってしまったというのだ
ぼくが「きらいや」と言いつつ、言葉の中に優しさやいたわりの心が感じられます
子供はある意味ストレートに物を言うので残酷にも思われますが、大人のように遠巻きに、上目線で見ることなく直接かかわることで、自然としょうがいのある友達にも、何を求めているのか感じ取る力があるように思います
作者の実体験のお話のようですので、非常に重みのある絵本だと感じました