この絵本は『森永のひそミルク』で障害が出てしまった長谷川君・・のお話。
かなり古いお話です。
バーン!と商品名が出ている特殊な本だと思います。
私の生まれる少し前のことで・・「母乳でよかったんだよ・・」と母の言葉が耳に残っています。
長谷川君きらいや・・この言葉が何度も何度も
出てくる本です。
主人公は長谷川君の友達・・小さい時から長谷川君と育ってきて、不思議に思うところやできないとこ・・ひっくるめて一緒に育っていくともだちです。
きらいや・・いいながら一緒に野球したり、山登りしたりと
関わっていくともだちの優しい、時には疲れてきらいや・・と愚痴ったりと子どものほんとうの姿かなって思います。
息子のクラスにも障害のある友達がいて6年一緒でした。
普段遊んだりはほとんどないけど・・クラスや行事での
一緒の行動するクラスメイトはとても自然でした。
障害も個性です。
いろんな人とのかかわりの中で大きくなってほしいと思います。
優しくしなさい、だけでないこの本は是非読んでほしい1冊だと思います。