図書館でこちらの本を手に取った時、とっても地味な絵だったので、年長の息子に受け入れて貰えるかどうか、ちょっと不安でした。アメリカインディアンの民話であるので、どんなお話か興味もありましたし、軽〜い気持ちで読み聞かせを始めました。
「インディアンのおばあさん、手がないね?こけしみたい。」
なんて、最初は言っていた息子。話が盛り上がってきた時、着物のすそをまくり、ひざをボリボリかきはじめると、とうもろこしが・・・。の場面で大爆笑。
パンを作る原料だったんです。このおばあさんは、泊めてくれたお礼に、自分の身体を犠牲にして、とてもすさまじいことをさせます。子供は、男の子ですから、こういうお話大好き。何回も何回も読み聞かせをせがみ、声がカラカラになりました。読んでみれば、とても意味深い民話。でも、笑いから知識となっていくのもこの年齢にはいいのかな?と思いながら。