喧嘩といたずらのお仕置きで、押し入れに閉じこめられた「あきら」と「さとし」。暗闇の押し入れは、まさに別世界・・・ハラハラドキドキの冒険が始まります。
それにしても、「ねずみばあさん」って、なんて印象的なキャラクターでしょう。「おしいれのぼうけん」を読んだ後は、トイレやお風呂、倉庫など、扉の向こうにねずみばあさんがいるようで、大人でもちょっと怖いくらいです。
保育園の若い先生の気持ち、よくわかります。危険な悪戯はすぐに改めないと、けがをしてからでは遅いですものね。思わず、押し入れに2人を入れてしまったものの、どう落としどころを着けようか困ってしまう先生・・・
先生が「あきら」と「さとし」に素直に謝った時は、とてもホッとしました。