長女が3歳くらいの時に買ったのですが、当時は長いし暗いイメージにあんまり気に入った様子はありませんでした。
私もその時は長女目線で、なんだか怖いしお話の現実と想像が混じってるし分かりにくい絵本だなぁと単純に感じていました。
それが間もなく幼稚園も卒園という時期になって、今また何度も読んでと持ってきます。
長さも長いってわけでなくて、ハラハラドキドキするのにちょうどいい長さとなったようで、暗く怖いイメージも最後に温かいエンディングがあることを知って安心しながら楽しむような。
やはり4歳になったばかりの次女は読んでる途中で「もう怖いから読むのやめようー」と怖がりながら言っています。
彼女もあと2年くらい経ったころにはさとしやあきらのように幼稚園でいろいろ経験して、ハラハラドキドキを楽しめるようになるのかな。
長女の成長を思わず感じさせてもらい、次女の成長をまた楽しみに思えるきっかけをもらえました。
読み応え十分なので、これからも機会があるときにこの絵本を思い出していずれ自分で読む日もそう遠くないのかなと思いました。
いつまでも大切にしたい一冊です。