日本の絵本なのに、日本人離れしたメキシカンな感じの服装や色合いで、なんだかゴキゲンになれる本です。
内容としては、三つ子のお客さんは皆三つ子で、みんなお揃いで・・・という繰り返しなのですが、子どもは繰り返しやお揃いが好きですものね。
私が好きな点は、玄関の3人の靴や植木のお花が、お客さんの「トントントン」のページはきちんとしているのに、お客さんがドアを開けると、お花の顔がびっくりしたり、揃っていた靴がバラバラになったりと、細かい細工があるところ。
なんだか全体にイキイキとしたものを感じます。
他の方のレビューにもあるように、子どもを残して親は映画?と思わないでもないですが、海外では意外に普通のことだし、全体の明るい雰囲気で、それもOK!と思えてしまいました。