タイトルから、「何がくるんだろう?」と気になったので
手に取ってみました。
大きな森に突然降った大雪に、森の動物たちはブルブル震えています。
その時、森が持ち上がり、ずしーんと落っこちます。
事態が飲み込めない森の動物たちは、「くるぞー」「くるぞー」と逃げ出します。
全くストーリーの先が読めないのは、内田麟太郎さんらしいな、という印象です。
長新太さんの絵もストーリーにぴったりでした。
さて、森から逃げ出して振り返った動物たちが見たものは?
やっぱりというか、期待通りというか、「ありえない」というオチで
締めくくられた最後に、息子はちょっと理解に苦しんでいるようでした。
「森って動くの?」絵本だからありえるオチなんだよ〜!
息子がこのオチで笑えるようになるのは、まだまだ先のようです。