昆虫のことがわかっている作者の方だからこその
リアリティと面白さがでている、とても楽しい本です。
この本とはCDをジャケ買いしたような出会いでしたが、
偶然の出会いって大切だなと感じます。
虫はある程度知っていても「ミイデラゴミムシ」は「そんな虫いたの?」という感想で、
実際にいるのかどうかとても気になるらしく、
近々確認することになりそうです。
そんな探究心も刺激してくれます。
ゴールを無視して飛びつづけるギンヤンマ
競走を無視するちょうちょ
ふいをついて脱走をはかるダンゴムシ
虫の生態を活かしてあって笑いをそそります。
なにより子ども達も読んでいる親も気になったのは
カマキリさんのお昼ご飯です。
何度もページを見返し、
いなくなった虫がいないか確認したのですが
謎のままで、非常に気になっています。