娘には、いつも一緒に遊ぶ仲良しのお友達がいますが、その子の妹(2歳)をいつも仲間はずれにするので困っていました。
小さい子には優しくしてあげないさい、と言う私にいつも、
「だって、すぐじゃましたり、こわしたりするんだも〜ん」
と言っていた娘。
ところが、この絵本を読んだ翌日からです!
広場でお母さんを見失ってしまったその子の手を引いて、
「ママ探してるの?あっちにいるよ。今おねえちゃんが連れてってあげるから大丈夫よ。」
と言って、その子のお母さんの元へ連れて行ってあげたのでした。
私は嬉しくなって、娘に
「えらかったね、立派だったよ。」
と言うと、娘は
「だって、大きくなるっていうことは、そーゆーふうにできることでしょ。」
と、サラっと言ってくれました。
その後も、良いコトをした時に褒めてあげると、何かにつけて
「大きくなるっていうことは○○○できることなの」
と、どんどんおねえちゃんになってきました。
日頃からあれこれ口うるさく言うよりも、この本を一度読んだだけで、すっかり理解してくれちゃいました。
この春から年長組になるというタイミングも手伝ったのかもしれませんが、うちの娘にはピッタリの1冊でした。