おひさまのいない、暗い冬に、せめてもと、心をこめてパン屋さんが焼いたおひさまの形のパン。なぜか大きく大きく焼きあがり、みんなのもとに香ばしい香りが、、、。町のみんなが分け合って食べると、体が浮いておひさまを起こします。パンを分けたら、食べたおひさまから素敵な光がみんなを包みます。
心をこめたパンのぬくもりで、みんなの心も結局は温まっていく、とても素敵な絵本です。光と、パンの香りがあふれてくるようで、明日はパンとクッキーを焼いてみようかなと思いました。町の色彩があふれていく様子もすごく素敵です。
みんな、太陽の出る春を待ち望んでるんですよね。