表紙をめくると、そこには雪が舞う空の絵。
雪の結晶の絵(コラージュ?)はとっても美しくて、
思わず指でなぞってしまいました。
動物たちは寒さのあまり、浮かない顔だったり、けんかしていたり。
でも、パンを焼くところから以降のページは
暖かな色彩であふれてきます。
おひさまパンが焼きあがるところは、おいしい香りまで漂ってきそう。
そのうち、本物のおひさままで顔を出して…。
鮮やかな色彩と、やわらかな筆運び。文章も弧を描くように置かれて。
それにしても、まんまるってなんて心を柔らかくしてくれるんでしょう。
時々登場する丸く縁取られた絵のページも素敵です。
読み終わった後は、ひなたぼっこしたみたいに、ほっこりした気分に。
それから、確実にお腹がすきます!