こどものころうちにあったももちゃんシリーズ。
「ちいさなももちゃん」につづき、6歳の息子もすっかり
はまっています。
毎晩1〜2章づつ読むので(←私の疲れ具合により左右。笑)
1冊読み終わるまで、日々「ももちゃん」づけです。
でも私も「次はどんなお話なのかな?」と読みながらワクワク。
作者の松谷みよ子さんの読みやすい優しい言葉遣いで語られる、
意外と破天荒なエピソードから、我が子が赤ちゃんだったころを
じ〜んと思い出してしまうようなちょっとした描写まで
振れ幅が大きい絵本です。
だから親子ともに飽きないのかな。
この本では、赤ちゃんだったももちゃんがずいぶんと
成長し、プーやお友達との接し方も変わって来ます。
小さな1人のひとのなかに、いばったりいじわるしたり背伸びしたり・・そんな姿もいっちょまえで微笑ましくて。
息子も人間くさいネコ、プーとのお喋りがだいすきみたい。
何十年も前に読んだ私もいっしょに「こんなお話あったっけ」と
懐かしく読んでいます。
ときにお母さんのきもちにも大いに共感しつつ・・。
息子に読みながら、母である私と、小さかった私が、いっしょにいる感じがします。