いぬのマーサが、あいうえおスープを食べたら、人間の言葉をしゃべるようになった!と楽しそうなはじまりで、ワクワクしながら読み進めました。
マーサの家族達は、マーサの気持ちが分かるようになったり、友達を驚かせてみたり、最初は、マーサのおしゃべりを楽しんでいました。しかし、だんだん、何でもしゃべりすぎるマーサをうっとうしく感じるようになり、皆でうるさいだの、しゃべりすぎだの、しまいには、しゃべらなければいいのにと言い放ってしまいます。
その後は、マーサが泥棒を発見し通報して、大手柄をたて、また家族のみんなに感謝されるという、ハッピーエンドでしたが・・・。
読み聞かせしている途中で、人間って勝手だなぁ、役に立てばハッピーエンドかぁなんて、お話に対して冷めてしまいました。聞いている子ども達は楽しそうでしたけれどね。