あくたればかりして、家族にあきれられ、サーカスに置き去りにされてしまうラルフ。やくざのねこなんて出てきたりして、すごい内容だけど、とっても好きな絵本です。
我が家のねこ、ジジはラルフのようなあくたれはしませんが、自分の甘えたいときだけ甘える気まぐれやさん。寝ているばかりで、毛は散るし、時々いたずらもする。でも、いないとさみしい、大切な家族。ねこってそういう存在です。
サーカスから逃げ出したラルフを、ラルフの飼い主で、一番の友達のセイラはあちこち探し回って、ようやくラルフを見つけておうちへ帰ります。おとうさんもおかあさんもラルフが帰ってきたことをとても喜び、キスをします。お家に帰ったラルフもとっても幸せで、もうあくたれはしないと心に決めるのですが・・・最後のオチがまたいいです。
我が子に置き換えて読む方も多いかもしれませんが、ねこ大好きな方も、すご〜く気持ちが良くわかる本だと思います。