とても色鮮やかな絵本です。
夜の場面が多いので、カメレオンの色鮮やかな姿がいっそう目立ち、とてもきれい。
カメレオンのカルロは、ライオンに「ぼくもきみみたいなももいろだったらなぁ」と言われ、考え付いた事。 それは、動物達をカラフルに塗ってあげるお店屋さん。
木の実やお花、草をつぶしていろいろな色を作ります。
自分にも色を塗り、お客さんでやってきた他の動物達をカラフルな色で塗っていきます。水玉、しましま、虹色。。。いろんな色になった動物達は、「目がチカチカするし、動物の見分けが付かない!」 と怒り始め、カメレオンを追いかけます。 カメレオンは最後は崖の端まで追い詰められて、もう駄目だ!!と思った時
…?!
どうしてカメレオンは色が変わるのか?みんなはこの後どうなったのか?が分りますよ。
絵もお話も、両方楽しめる本だと思います。
この絵とお話を見たとき、海外の絵本みたいだなと思ったら日本人の作家さん。英語とスペイン語の本も出ているんなんて!
世界に通用する絵本作家さんです。