エンデの書いたお話も魅力的なのですが、この絵本は絵が実に素敵ですね!
美しくもあり、ページによっては、とても怪しくもあり、めくる度に堪能できますよ。
幼い頃には、なぜか怖い夢を立て続けに見る時があります。
そんな時には、夜が来るのがなんだか怖くなるもの。
だって眼を閉じてしまったら、そこはたったひとりの世界ですから。
そんな子供の強い味方が、このお話の中に登場します。
「ゆめくい小人」です。
私も、その存在を初めてしりましたが、バクのように勝手に人の夢を食べてしまうことなく、この小人は、招待してくれた人の所にしか訪れません。
ちょっと控えめで笑えますよね。
どうか寝る前にお子さんと楽しんでください。