シンプルでかわいい犬の表紙に惹かれて手に取ったのですが内容が深い絵本でした。
犬のシロは飼い主のみきちゃんが大好き。
いつも一緒に遊んでいたし、食事もしていたのです。
そしてとても幸せでした。
ところがある日。。。
突然訪れる飼い主の死。
読者である私も驚きました。
愛するものをなくした喪失感に胸が締め付けられます。
読んでいて本当にシロがかわいそうで堪りませんでした。
そしてシロはそれを乗り越えていきます。
大事な人がいなくなってしまう。。。あまり考えたくないことですが現実には必ず起こります。
そんなとき心の支えになるようなそんな一冊です。
誰かを思う気持ちを大切にしたくなるような絵本。おすすめします。