もりおとこのすごさを、息子はひしひしと感じていたようです。
もりおとこは、地球上の木を育てていたのに、人間がやった森林伐採に腹を立てて、地球をだめにしてしまった。フィクションではありながら、環境が破壊されているのは事実です。子どもにとっては少々、脅しのようにも見えたかもしれませんが、森を大切にしないといけないことが子どもにもわかるように描かれていると思いました。
この地球でどのような環境破壊が起こっているのかを、小さな子どもは理解しがたい。でも、このような絵本があると、わかりやすいと思います。小さいころから環境保全を意識してすごすことができれば、この先の世の中に少しは期待がもてるかもと、この絵本を読んで思いました。