ウサギを知らないオオカミとオオカミを知らないうさぎが出会い、過ごしていくうちになかよくなるのですが、
遊びで鬼ごっこかな?『おおかみごっこ』をしていたとき、友達のおおかみの中でオオカミの怖さ気づいてしまったのです。
一度怖さに気づいてしまったうさぎはおおかみと今までどおりには付き合えません。
おおかみはなんにも変わってないのに・・・
さみしくておおかみはうさぎのところから離れていくのですが・・・
絵本なので短くまとめられているのですが、
小さいこは小さい子なりに友達のことを思い、
大きくなればそれだけ相手の気持ちに気づく意味を感じてくれれば・・・いいなぁと思うお話です。
小学4年生の娘も1回読んだときは『ふーん・・』でした。
でも2回目読んだとき『大きい声の子、乱暴な子、ドッチボールですごい球投げる子、いろんな怖いなぁ・・と思う子、いっぱいおるけど・・・でも本当に怖くないよ。』
『でもな・・・クラスの子は怖くないとこいっぱい見とるけど・・他のクラスの子は怖いよね!って言うの。』
『一緒におったらオオカミが怖くないって分かるのに・・
おおかみ可愛そうやな・・・』
『仲良しでも、相手が怖いって思うことあるんやな、
仲良しでも相手が嫌や!って思うことおるんやな・・』
プチ哲学していました。