子供にとって、「友だち」というのはとっても大切な存在。
この絵本は、そんな子供心を優しく描いてくれています。
どっちーぬくんは、お友だちが大好きな犬です。
昨日は雨で誰とも遊べず、今日はいいお天気になったので、早速お友だちを誘いに出かけます。
ところが、「用事が終わるまで待って」と断られて、ショックをうけてしまいます。どっちぬくんには「永遠に遊ばない」とでも、聞こえたのでしょうか?
用事を終えて、どっちーぬくんを探しに来てくれた友だちが、どっちーぬくんに言います。
「ともだちよりだいじなものなんてあるわけないじゃない。」って。
読んだ後、気持ちが優しくなれる絵本です。