出版社からの内容紹介で…
どっちーぬくんは、子どもの代表です、と書かれていますが。
そうなんです!!
この短絡思考、まさに子どもならでは、です。
前日雨で、遊べずにいたどっちーぬくん。
今日は雨もあがって、みんなで遊べる、とエンジン全開。
さっそくみんなのところへおでかけしますが、
くまくんは、お食事中。
やぎさんは、読書中。
かばくんは、歯磨き中。
「ぼくと、どっちがだいじなんだわん!」と、どっちーぬくんは、すねて草の上に寝転んで、泣いてしまいますが?
ああ、このちょっぴりわからずやな部分、身に覚えが。
うちの息子も、妙な俺ルールをふりかざすことがあります。
こんな場面、よくありましたね。
この絵本のこの問いには、大人は首をかしげるかもしれませんが、
子どもには、「あ」と思い当たる節があるかもしれません。
「どっちが大事」の答えは、あきやまさんが、実に優しく、ほんわかと答えを教えてくれていますので、
ぜひ、小さいお子さんにはおすすめです。