2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。今年の夏は海水浴に行くので読んでやりましたが、この本は海水浴というよりは、海水浴にいくまでに自然の発見をしたお話でした。
ぞうくんは特にのんびり屋。このぞうくんをつれて、みんなで海水浴場に向かいますが、いく途中でいろいろなことに遭遇し、なかなか足がすすみません。ステキな花畑、何層にも重なる地質の壁、など、こんなに足がとめられるものはたくさんあるんだーと改めて気づかされます。ですから、結局その日のうちに海水浴場で遊ぶことができない時間に到着してしまいました。でも、その日はそこに泊まり、明日の朝いちばんで遊ぼう!という落ちでしたね。
なんだか、のんびりもいいなーと思え、のんびりにはのんびりなりの過ごし方もあると思えます。そんなに急がなくても、楽しめること、新しい発見はそこらじゅうに転がっているのです。そういうことも大事にしたいと思えました。