ママがぼくの話を聞いてくれない!
こうなったら家出してやる、遠いところへ!
・・・それって、どこ??
僕の話を聞いてくれる人のいるところ!
ここに集まったみんながみんな、同じことを思ってる。
・・・だけど。
それって、ここにいるみんなじゃないみたい。
それって、ここじゃないみたい・・・。
大人目線で紐解くと、なんと単純でなんとささいな・・・と思うけれど、子どもにとっての時間は、一瞬一瞬がすべて。
そう考えると、ちょっと切なくなってくる。
センダックの世界的代表作となった「かいじゅうたちのいるところ』と同じ空気感があるけれど、こちらのほうがずっとラフで肩の力が抜けた印象。