木ぼりの得意なお坊さん、風来坊。
(最初、木のぼりと勘違いしていました。笑)
腹をすかせては盗みをはたらいたり、ちょっとお坊さんらしくないところもありますが、人間味に溢れている部分をたくさん見せてくれます。
食事と引き換えに村の人々に頼まれごとをされた風来坊。
この頼まれごとが想像もしない大事で、風来坊も予想外です。
それでも何とかしようと得意の木ぼりで挑むのですが、これが何だか子供だましのようで笑えます。
本人が必死なのでそれもまた面白さ倍増。
とんだハプニングが功を奏する展開も愉快で、何だかひとつのショーを見ているようでした。
風来坊。シリーズ化されているんですね。
早速他のお話も読んでみようと思います。