空からながれ星のようにおちてきた二つのおはなし。
お日様のお話とお月様のお話。
「出てくるものの名前をかえてごらんなさい。するとこれはあなたのおはなしになりますよ。ーホラティウス」と書かれてたので、自分たちの名前にしてほしい、という子どもたちの希望を聞き入れて、キツネを長男、イタチを長女、カラスを次女の名前にかえて読んでやると大喜び。
動物たちが争いに明け暮れるお日様のお話に対し、協力して助け合うお月様のお話という、対称的な組み合わせがおもしろいです。
後者もやっぱり、クマを長男、クモを長女、タカを次女の名前にかえて読んでやったのは、言うまでもありません。