「こびと」って、結構好きなんですよ〜。伝説や物語にたびたび登場する「こびと」たちにロマンを感じます。
さて、この絵本は「こどものとも 21号」で、かなり古い作品です。
私が手にしたものは復刻版(それでも1987年物)で、そろそろやってくる「クリスマス」にちなんだ絵本が読みたいなぁと思って、
図書館から借りてきました。
物語の舞台は北欧の貧しい村に住む一家の話でした。
訳=上沢賢二とあるので、どこかの国の昔話でしょうか?
風情があって、昔ならではの、古き良き隣人愛に満ちていて、温かい気持ちになれました。
荻太郎さんの絵画、お話のイメージによくあっていました。
長すぎずサラッと読めるので、小さなお子さんでも読んであげれば面白く聞けると思いますし、裏表紙にはクリスマスについてのミニ知識も書いてあるので、お得な絵本です。
単行本になっていないのが残念です。