4歳0ヶ月の息子に読んでやりました。ちょっと不思議な視点ですが、なんてことはない、ある家の猫の世代交代のお話。なぜこういうストーリーにしようと思ったのかちょっと不思議なくらいです。ある家に猫が迷い込み、一緒に住まわせてもらうことになります。一緒に住んでいくうちにいろいろなことを覚え、この家の猫として風格を持ち始めたころ、それまで師匠と仰いでいた猫が寿命でなくなります。そうして、代替わりをするのです。絵がとても手の込んでいるもので、油絵かな?と思わせるものです。まあ、淡々とつづられているので、特段怖いところもなければ、クライマックスのようなところもありません。無難な話ですね。