『ジュマンジ』とは何の事だろう?ー表紙の絵に魅かれて手にしました。白黒の濃淡の絵だというのに、主人公の表情や描かれている生き物が鮮やかなのです。現実の世界から空想の世界に引き込まれていく感じがしました。話の内容も、私の大好きな、ハラハラ・ドキドキのファンタジーで、とても満足しました。C・V・オールスバーグ作品の『急行「北極号」』・『ザスーラ』も、挿絵・ストーリとも楽しめました。絵本が実写映像化されるのはあまり好ましく思っていませんが、C・V・オールスバーグに関して言えば、また違った楽しみ方ができたように感じます。でも、個人的には、原作の味わいには勝てないとおまいますが・・・・。難しいかなと思ったけれど、やはり、しっかり練られた作品だからなのなのでしょうか、子ども達もぐ〜んとお話に喰い付いてきますよ。読み方によっては、幼児から大人まで受け入れられると思いますので。