「おはなし」
幹線道路と鉄道の幹線が交差する「ふみきり」を舞台に1日の動きを楽しい擬音語を交えて展開します。
近所にある「場所」もいろいろなことが起こりながら1日がすぎていくことを淡々と描写しています。
高度経済成長時代に多く見られた「交通問題」を絵本にしたものの現代版です。
「みどころ」
現代のデザインが渦巻く都市の空気を詳細に描写してあり、その中を今現在の電車、クルマ、トラックなど男の子が興味を持つのりものがたくさん登場します。
この絵本を通して、お父さんとの会話が進むように工夫され、交通ルールも話題にできるようになっています。都会の夜空の星にも赤い色のものがあるなど、よ〜く見ないと気付きにくいところまでこだわった絵になっています。
「対象読者」
読んであげるなら3歳〜
自分で読むなら小学校低学年向け