お友だちのこぐまくんのために、のいちごのはちみつ煮を届けるはりねずみくん。でも、その大切なお土産を途中でなくしてしまいます。それを一生懸命に探すはりねずみくん。最後にこぐまと並んでいる姿には心がほこっとします。
絵本にしてははじめから最後までダークな色で占められていますが、それが実に幻想的な雰囲気で、一気に絵本にに引き込まれます。流れていく静かな景色をそのまま静かに味わいたいです。絵本の力を強く感じる一冊です。
5歳の娘に読ませるにちょっと残念棚と思ったのは、字が読みにくいというか見えずらいということです。