長さんの「なんじゃこりゃ」的な絵本の中では、うちでは一番のおすすめです。意外にも筋が通っています。
とは言っても、理論的な人には全く向かないとは思います。
でも、子供はすごく面白がると思います。
そもそも、みみずのオッサンってみみずのおじさんのことかと思っていたのですが、みみずの名前が「オッサン」なんです。
最初にこのことが説明してあったので、オッサンが重要なネーミングなのかと思いきや、ほとんど呼ばれることなく終わっています。
でも、読めば読むほど新しい発見があって
「恐竜時代の始まりって、本当にこうかもしれない。」
と、一瞬でも思ってしまうほどの説得力がなぜかあります。
色彩はかなり派手目な暖色系が使ってあるので、オッサンと背景の境目やペンキとの境目ががわかりません。
あげればきりがないほどつっこみどころ満載なところが私のお気に入りポイントです。
子供はまた、違った部分を面白がり、親子で何度も読みましたよ。