ヨーロッパの絵本、というか昔ばなしを読んだときに老婆が主人にいじめられているとかっていう設定は多いんだよね〜などと、読みながら思ってしまいました。
老いぼれたブランキーに対しつめたい主人。
そしてそんなブランキーに温かい手を差し伸べるサンタクロース。
サンタさんのそりをひけるようになって、そしてサンタさんの温かいお家にいけて幸せになったブランキー。
そんなブランキーの姿はほほえましい。
特に堀内さんの挿絵は温かみがあって素敵です。
でもできたらもう少し何かがほしかったような気がします。
息子は、お話が単純だったので分かりやすかったような雰囲気でした。
サンタさんは優しい存在である、子供にとってはそれが分かるだけで十分なのかもしれませんね。