さーかすは、1964年の作品です。
サーカスと言えば、「キグレサーカス」「木下大サーカス」「ポップサーカス」が日本三大サーカス。
しかし、近年は娯楽の多様化に伴い、集客力が低下が囁かれていて、「キグレサーカス」が倒産したのは、ついこの間の出来事です。
そんな環境下ですが、サーカスを知らなくても楽しめる絵本ではないかと思いつつ読みました。
見るだけで、何となく楽しくなってくると言えば良いのでしょうか。
ワクワク感が伝わってくる作品だと思います。
勿論それを可能にしているのは、ブルーナの鮮やかな色合いの絵。
オットセイのフォルムなんかは、秀逸です。
ストーリーも、サーカスの演出を分かりやすく説明しています。
読む前は、サーカスっていうテーマがどうかなと思いましたが、セカンドブックあたりにオススメします。