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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

風来坊の子守歌がきこえる」 まみねこさんの声

風来坊の子守歌がきこえる 作・絵:川端誠
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,388
発行日:1991年
ISBN:9784876920266
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 13
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    • まみねこさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    4年生の読み聞かせに持ってゆきました。表紙からいきなり、物語が走り出します。戦で、火の中に取り残されてしまった赤ん坊を救い出し、親を探しながらの子連れ旅。旅の先々で受ける、人々の優しさにも支えられ、だんだんと成長してゆくふう。お坊さんだけが頼りのふうの、4つ並んだ雪だるまが心に痛いです。途中の子守唄は、雰囲気に合わせたオリジナルを”作曲”。子供達は、シーンと聞き入っていました。最後、親が見つかり、さりげなく去ってゆくお坊さんの潔さ。思いも掛けず巡り会えた、ふうと両親は、涙にくれながらお坊さんを見送るけれど、これからきっと離れていた時間を取り戻すほど、仲良くやってゆける、これで良かったんだと思える年齢は、やはり小学校の中学年以上でしょう。この本は、事前に下読みをしっかりした方が、作者の想いがより伝わると思います。

    投稿日:2006/03/28

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