「カステラ」という魅力的な食べ物を、
息子に教えてくれたのがこの絵本です。
ぐりとぐらが大きな卵を見つけ、
家から持って行った調理道具で大きなカステラを作るお話。
その出来上がった大きな大きなカステラを、
動物たちみんなで食べるシーンが、親子揃って特にお気に入りです。
この絵本に出会った後、息子と一緒にスーパーに行った時のこと。
カートに乗った息子が、「ぐりとぐらのやつだよ!」と騒いでいるので、
指差す方に目をやると、そこにはなんとカステラが・・・。
結局、買わされるはめになりました・・・。
でも、帰ってきて二人でそのカステラを食べて、
「ぐりとぐらのやつ、おいしいね!」とニコニコする息子を見て、
こういう出会いも悪くないと感じた母なのでした。
それから、絵本の最後に出てくる卵の殻の車も、
この絵本の魅力を引き出してくれる重要なポイントです。
車好きのお子さんにはたまらない仕掛けです。
ぐりぐら作品に触れたのはこの本が初めて。
これからもぐりぐら作品にたくさん触れていきたいと思える、
そんなお話です。