土曜日のぼくの楽しみは、おとうさんとおねえちゃんと一緒にあの橋へ行くこと!
実家の近くに子供達が「グラグラ橋」と呼んでいた小さな橋があります。
絵本の中のみんなと同じように電車が来るのを待ったり、信号が青になるのをドキドキして見つめたり、電車が通るとグラグラするのを緊張しながら下を覗き込んだり、楽しい思い出がよみがえってきました。
イギリスの作者さんですが、絵本に描かれる世界がびっくりするほど育った環境にそっくりなので、きっと森の中に電車が走るという風景は普遍なものなのでしょうか?
なんということはないですが、描かれる世界と「ぼく」の耳にいつまでも残る汽笛はすごく共感できて、息子にも育んで欲しい気持ちだなと感じました。