年長の娘に読みました。
初めての学校に対する、くんちゃんのドキドキがとてもよく伝わってきます。
表紙をめくると、くんちゃんはクマですが、人間の子どもと同じように、学校用の新しいカバンをお父さん・お母さんからプレゼントされている場面が描かれています。
娘も「ランドセル何色にしよう・・・」とずっと前から楽しみにしているので、そこからお話の世界にすーっと入っていきました。
学校でのくんちゃんの様子がとてもかわいらしく、ぷっとふきだしてしまいました。
上級生がやっていることを自分もできなきゃいけないと思って、開いている戸口から逃げ出してしまうのです。
学校へ上がる前、この絵本を読んであげると、くんちゃんがそうだったように、自分だけじゃなく、みんなもドキドキしたり、不安だったりするんだな・・・って少し安心できると思いました。