金持ちの「ルド」の隣に貧乏な「ミロ」が住んでいました。ミロは何年かかかって貯めた銀貨7枚で白い馬を購入しようとします。「ルド」にそのことを話すと、「ルド」は面白くありません。そこで「ルド」はお金がないと嘘をつき、ミロから銀貨7枚を借ります。返却する変わりに鏡を渡します。それに月をうつすと月の金貨をもらえるといわれます。
そして・・・。
正直者は幸福へ、悪いものは不幸へ。お話は日本にも似た昔話がありますが、月と金貨という設定が幻想的で良いと思います。娘はお月さまの絵に興味を持っていました。大人も楽しめる本です。