空飛ぶパンに乗って、子供たちが冒険するお話です。
最初、トンネルからパンの電車が登場したときは、その絵の雰囲気と相まって長新太さんを思わせるナンセンス絵本かと思いましたが、お話を読み進めるうちに、物語の世界へと入り込んでいきました。
雲の中のパンの国で、パンで出来た怪獣が現れ、ひとり残らず子供たちが食べられてしまい、突然の急展開に「えーー!?」と不意をつかれましたが、思いもよらない方法で無事に脱出!
娘も真剣に見入っていました。
パンの電車なんてあり得ない設定が、子供たちの想像力をぐっと膨らませてくれるような楽しいお話でした。