一日のうちの半日しか日が当たらないために、長年貧しい生活を強いられている村がありました。豊かになるためには、どうしたらよいのでしょうか。そこで一人の少年が、名案を考えました。
しかし、それは途方もなく長い年月と、労力を必要とする果てしない方法でした。誰だって、そんなこと無理だと言って笑うでしょう。
しかし、この少年は本気だったのです。本気で何かを成し遂げようとすれば、夢はいつか必ずかなうのだという希望が、この本を読むと沸いてきます。
地味だけれども、読んだ後になんだか胸が熱くなってきます。
そして、読んだ者に、夢を与えてくれる大好きな絵本です。