冒険ものの絵本は、これまで好んで読んでこなかったのですが、この本にははまりました。
本を読みながら、まさに映画を見ているかのように、迫力のある展開が待ち受けているので、こちらもどきどきしてしまいます。
ときどき、主人公のジェームズが乗っている桃がとんでもないところに行っちゃうと、不安になってしまいましたが、きっと、希望通りのところにたどり着くことを確信していたので、こちらも冒険を楽しむ感覚で読めました。
絵が幻想的で、とっても不思議な世界に迷い込んだかのようです。でも、目的地はニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディング。非現実と現実がいっしょになったようなお話の内容になっているところも読み手をひきつけるんでしょうね。