りくとこうちゃんは、いとこ同士。
でも、ちょっと対照的な2人。
体育だけはいつも1番のりくと、成績優秀、優等生のこうちゃん。
そんな2人が、ボートを持って、海にお出かけです。
2人は最初仲良くボートをこいでいるんだけど、途中、ちょっとしたことからけんかになる。
そして、2人の言い合いになるんだけど、これがおもしろいんです。
「いつも失敗ばかりで、へらへらしてさ、いつもぼくが損するんだ。」
とこうちゃん。海に誘った理由もね、
「りくちゃんがかわいそうだと思ったんだ。ぼくと一緒じゃなきゃ、海に行くことも許してもらえないじゃないか。」
というこうちゃんに、
「こうちゃんがかわいそうだから付き合ったんだ。あんまり、仲良しがいないじゃないか。」
と切り返す。
子供の頃、こういう口げんかしましたよね(^^)なつかしいなぁ。
で、どうなるかというと、くらげのいる海に漂流してしまったボート。2人で力を合わせて、なんとか岸にたどりつくんです。
そして、また、お昼から一緒にボートに乗ろうか?って話で落ち着くの。
けんかしても、仲良しは仲良し。
ちょっと長いんだけど、7歳の娘が気に入っている絵本です。