息子が長いお話を読めるようになってから、昔私が好きだった安房直子作品を少しずつ読んでいます。
どちらかというと女の子が好きなテイストのお話が多いので、おもしろ系の好きな息子はのってこないことが多いのですが、このお話、サンタさんのお話ということで、興味を示してくれました。
サンタさんが子どもたちの質問に答えるところから始まるので、そのまま質問が続くのかな?と思いきや、サンタさんのポケットに入っている素敵なちいさなながれ星のお話になっていきます。
ながれ星を追いかけて行ったら、しろくまの耳にすーっと入っていたというのに息子は、驚いていました。
雪と氷の冷たくて澄んだ世界の中をトナカイに乗ったサンタクロースがきらきらしたながれ星を追いかけていくという清浄な空気感のようなものを感じました。
途中絵本を中断したので、先が気になった息子は絵と文字を追って私に内容を教えてくれました。
今はクリスマス時期ではありませんが、クリスマスの時期にまた読んでみたいと思いました。