親に大きな望みをかけられ期待されるマシュー。
私は、ここまで強く望みはしないが、
やはり我が子には立派な子になって欲しいと願ってしまう。
そんな期待は、子にとって大きな負担なのはわかっているのに。
私も、親の押しつけが嫌だった。
私も、マシューのように将来の夢なんてなかった。
夢が出来ても、親に強く反対され夢をあきらめざるを得なかった。
だから、自分の夢を実現できたマシューがまぶしかった。
マシューのように、夢に向かって突っ切って行ったら
今頃私はどうなっていただろう?
お嫁さんと夢を手に入れたマシューのように輝いていたかもしれない。
我が子が大きくなって、夢ができたら応援してあげられるかな。
叶うよう、何かしら協力してあげられるかな。
色々と考えさせられた1冊でした。