主人公のあやちゃんは6歳のお誕生日が近づいたある日、
お母さんに自分が生まれる時のことを聞きます。
お母さんは、家族みんなが、それはそれは楽しみに首を長くして
あやちゃんの誕生を待ちわびていたことを話し、
あやちゃんは とても幸せな気持ちになります。
私の記憶が正しければ、の ご本人談。
作者の浜田桂子さんが40代で出産された時、
ご両親を亡くされた後ということもあり、当然のことながら
あらためて「命のリレー」ということを感じたそうです。
その時感じた 命の尊さ・はかなさを何か形に残したいと思い、書かれたのが
この作品なのだとか。(以前、何かの記事に書かれていた話)
私は「やっぱり この絵本はお誕生日に読んであげたいなあ…」
と思いつつ ページをめくっているうちに、
この絵本の「我が子バージョン」を作って
我が子にプレゼントしたいと思いつき、早速 実行!
我が子版の絵本のサイズはA6。
子供の手に ちょうど良いサイズで、次女は何度も何度も
嬉しそうに読み返してくれていましたよ。
今度は長女版を作らなきゃ。三女は2歳半だから、まだ少し早いかな。
この「あやちゃんのうまれたひ」の対象年齢、絵本の表紙には
『3才〜小学校初級むき』と書かれていますが
私の主観では、4〜5歳以上かな。
上限は、特に 小学校低学年とかにこだわらなくても、いいのでは?
だって、自分が生まれた時の神秘的な話なんて、
きっと何歳になっても興味津々で聞いてみたいでしょうから。
この「あやちゃんのうまれたひ」をお誕生日の前日に
お誕生日を迎える親子に貸し出す幼稚園があると
聞いたことがあります。
私のように、読むだけでは飽き足らないママさんは、
「我が子版」を作ってみると楽しいかもしれないですねっ♪