ある日ダックスフンドのヌードルが、大好きな穴掘りをしていました。しかし、体の長ーい体に、短い手足では、お腹に土がかかって大変なので、こんな体形じゃなかったらいいのに、と思わずぼやくと、犬の妖精が現れて、願いを叶えてくれると言われます。早速、どんな大きさで、どんな形がいいか、動物園の動物に相談に行くのです。
ヌードルのとぼけて、あまり頭のよろしくない犬という感じのところが、すごくかわいくて、憎めません。しかし、相談する相手が、みんな自分の形が一番だと答えるのですから、困ってしまいます。
そこで悩まずに、呑気に寝てしまうところが、なんともご愛嬌で、ほのぼのしてしまいました。