いつもはあるものが突然なくなるとその存在価値を改めて思い知らされる。大人でもそんなものいっぱいありますよね。極論すれば水とか空気とか。歯もいつもはありがたみを感じてないけど、無くなったら大変な事になる。子供はそんなの考えた事がないでしょうから、考えるきっかけになるイイ絵本だと思いました。歯を磨かなかったら虫歯になって痛いお話ならありそうですが、歯が無くなるというのは歯の存在価値を再確認できて素晴らしいと思いました。だって虫歯になるのが怖いとか痛いのが嫌だから磨くんじゃなくて、歯は噛んだり喋ったりするのに大事だから磨くんですよね。子供にはショッキングな話かも知れませんが、このストーリーの方が道理に合ってる気がしました。
これまでテキトーに磨いてた息子も、本のお陰で一生懸命磨くようになりましたよ!