雪の降る冬の夜、ねずみのお医者さまのところに、「坊やが風邪を引いて、熱をだしていますから、すぐきてください。」と、りすさんのおうちから電話がありました。
さっそく、スクーターで出かけますが、すごい吹雪のためにスクーターも雪に埋もれてしまい、凍えそうになったお医者さまは、かえるさんの家を見つけて、一休み。ところが、ストーブのそばで休むうちに眠ってしまうのです。
朝、目が覚めると外はもう雪もすっかり解けてなくなっていました。
りすさんの家に行くと、夕べの雪で冷やして熱のさがったりすの坊やは、もうすっかり元気になっていたのです。
そして、お医者さまは家に帰ったのですが、今度はねずみのお医者さまが風邪を引いてしまったというお話。
のんきなねずみのお医者さまは、娘にはあまり良く映らなかったようです。
「りすの子供が熱を出して待っているのに、なんで、かえるさんの家で寝てしまうの!ダメ!」
と、真剣に怒っていました。
親としては、ちょっと複雑です・・・