ぐりとぐらのイラストと同じで、「これは」と思ったものの、物語を読んでみてびっくり。
こんなにのんきなお医者様でいいの?
勝手に冬眠中のかえるさんのおうちに入っちゃったり、往診に呼ばれたのに朝になってから行ってすっかり病気は治ってしまっていたり…現代の世の中ではあり得ない話ばかり。
でも、ふと、「だからこそ、絵本の世界なのだな〜」と安心して子供に読んであげられるような気がしました。
お話を読みながら「う〜ん、このお医者様、呼ばれた所に行ってなくてダメだねぇ…」なんて、つい注釈を入れずにはいられなかったりするのですが。
でもこのあまりにも平和な空気の流れるお話は、絵本の世界ならではだなと、大切に思います。