ゆかいなねずみのおいしゃさまです。このようなお医者さまだったら子どもも怖がらず嫌がらずに診察を受けることとでしょう。とても楽天家です。
大雪のためにかえるさん宅で1泊し、それからすでに治ってしまったリスの坊やを訪ねるところは、お話しを面白くしているのですが、本人が熱を出して寝込んだ割には楽天的過ぎるのでは?と感じました。
昨今のノロウィルスは出版当時はなかったからかもしれませんし、読者である子ども達に、病気は怖くないんだよと教えたいのかもしれません。
でも…何となく結末が寂しく感じました。読み方が上手になればいいのかもしれませんが……。